2015年8月4日
久しぶりに帰ってみると、玄関脇のヒサカキにミカントゲコナジラミの幼虫と蛹が大量に発生していた。ミカントゲコナジラミって、何なのか、全く分かっていないが、とりあえず、木酢液を散布してようすを見てみることにした。
以下、参考
防除ハンドブックシリーズ
http://www.boujo.net/handbook/newhandbook2/ミカントゲコナジラミ-5.html
被害
成虫は体長約1.4mmで前翅は黒色で白紋がある。ふ化幼虫は淡黄色で定着後に黒色となる。幼虫や蛹は多数の刺を有し、つやのある黒色で周囲は白く縁取られている。成・幼虫が葉裏に寄生し吸汁加害する。幼虫は大量の甘露を排出し、これが葉や果実に付着し、すす病を発生させる。
発生
3齢幼虫と蛹で越冬する。成虫は5月中旬~10月下旬に合計4回発生する。成虫の寿命は数日で短い。新葉の裏に寄生し産卵する。近年の発生はごく一部の地域に限定されている。
防除
幼虫発生最盛期の5月下旬や8月下旬などに登録薬剤を散布する。有力な天敵(シルベストリコバチ)が定着しているので、保護に努める。
薬剤(農薬)
アプロード、アルバリン、スタークル、ハチハチなど。