銀山峠踏査(2023年6月26日実施)。
2023年6月28日水曜日
踏査、前年度の作業を確認して考えること。会津銀山街道銀山峠道普請から。
2023年1月17日火曜日
2022年の仕事を振り返る(銀山峠道普請を通じて)
2010年以来ここ10年以上、奥会津の山中で作業を地元の方々としている道普請。今年の特に印象的だったのは会津銀山街道の銀山峠での道普請でした。
そんなわけで地域性が失われるように感じられる人やまた現在中心にやっている事が山の中の道と言っても、古い街道だったり里に近い場所の道だったりする事が多く、人がこれまで使っていた道が失われようとしている、しかしながらまだ使っている人がいたり、山を人の暮らしに調和的に使っていくために必要な事のための回復作業だったりするので、自然保全のための道とは意味や考え方が少し異なります。
これまでそのことを当たり前のことのように考えて作業していたのですが、ある日ある人から指摘されて自分が考えていることや道普請の作業が正しく伝わっっていないことを実感しました。このことはまた改めて記すとして、そうした活動や人からのみられ方のある中で、銀山峠の作業をご一緒した地元の年配の方から完成後に伺った感想がとても私の心に響きました。
改めて、私が描き、さまざまな方々とその地域で活動することの意味や価値を認識する事ができ、また自分の役割を確認する事ができたと思い、感謝しているところなのでした。
2022年8月2日火曜日
2022年度 会津銀山街道道普請 美女峠餅ケ沢工区(金山町川口高校生との地域活動/20220707)
【2022年度 会津銀山街道道普請 美女峠餅ケ沢工区】
今年度の銀山街道餅ケ沢工区(昭和村)での活動は地元金山町の川口高校の学生と地元住民、企業、行政の参加で行われました。高校では前日の午前中に地域の古い道について、そして翌日の作業内容、環境方整備の意味についてレクチャーを行い座学での学びの後、実際に作業に参加するという形で活動を実施しました。
翌日の作業は、学生20名程度、地元住民、企業、行政の参加が20名程度で概ね40名程度の作業参加となりました。
まず、山道入口で挨拶と説明、準備体操を行い。道具と資材を分担して作業現場となる餅が沢まで人力で運搬します。一部キャタピラの運搬車を使いますが、車の入れない場所なので基本は人海です。
今回の作業現場である餅が沢は、何度かの整備を行って、一定の道路面排水ができるようになり、ぬかるみが随分と解消されたが、まだ融雪期に水みちが出来たり、水の滞留によるぬかるみが散見されていたため、これらを解消すべく、山側土側溝を形成することとしました。
これまでも土側溝を行って来ましたが、餅が沢では、上部からの土砂供給が多く、単なる掘っただけの土側溝ではすぐに側溝が埋まってしまうため、丸太組土側溝により、道路と側溝部の境界をしっかりと維持することで、土側溝機能が一定に維持される形で行います。
一昨年も同様の工法で行い、効果が確認されたので、さらに上方に向けて土側溝を延長していきます。
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| ぬかるみが多く、なかなか作業が進まない。 よく土砂災害での様子をニュースなどで見るが、実際にスコップ やクワでの作業がどの程度大変なのかを体験することができる。 |
昼食は現地で弁当の支給。昨年初夏に一般参加の道普請で作ったベンチ付近で昼食を皆で食べます。
午後からの作業を再開。丸太を組み、ベンチの設置までなんとか達成。全体の延長は30メートルに及びました。ただ、幾つか作業が終わらなかった箇所があり、後日再度作業日を設けて、参加できる人を募流こととしました。
一部作業が残り、後日の作業とした。
2022年1月15日土曜日
2021年度 会津銀山街道道普請 吉尾峠昭和村側(野尻中向)
【2021年度 会津銀山街道道普請 吉尾峠昭和村側(野尻中向)】
粗朶丸太組工木道工の形成
今回の吉尾峠道の昭和村側での道普請は、これまでよりもやや野心的な道普請となっています。これまでの旧道の保守とは異なり、完全に川に流されてしまった道を現況の自然環境を尊重しつつ、山菜摘みの産業道路であり、観光資源である景観と自然研究の道路施設として、計画整備を行っています。
自然素材による近自然工法的なやり方とはいえ、自然化してしまった環境に対しては、それなりにインパクトのあるものと言えますし、また一定の耐久性と安全性を兼ね備えた道としての機能も果たしていく必要と、管理の簡便性も持続的な維持には重要なポイントです。
流されてしまった旧道は河道となって、河床は礫質で、木道の設置のために杭などは人力で殆ど打ち込む事ができません。そのため、杭は引っ掛かる程度の支持材とし、また洗掘防止のための粗朶組、板材載せるための丸太組と架構全体で木道を維持するように計画しています。
設置後の経過維持状況を観察しながら、今後の整備の礎としていければと考えています。
また、延長の長い木道のシークエンスが、自然と調和する景観として馴染んでくれることを期待しているところです。




































