2012年11月28日水曜日

山形県最上町特別養護老人施設紅梅荘外構計画_施工風景




2年経過し十分に根の詰まった状態の実生苗を育成地から搬出する。


パレットの状態で40個、800苗程度の苗を取り出した


樹木実生苗とは別に、草本類の採取を計画地近くのスギ植林地の林床から採取する。


主にヤグルマソウ、シダ類を採取。


採取した初夏の時期、ヤグルマソウの花が展開している。ただし、これらの花は植込む時点では摘み取ってしまう。根に十分にエネルギーを蓄えさせて、来年元気に移植先で育ってもらう為だ。


 採取した草本類の植栽。採取した草本類のヤグルマソウ、フキ、シダ類の他、アブラチャンの幼木等も採取し、実験的に植えてみることととした。(採取と植込みには芸工大院生の菅君が参加してくれた。)


玄関前は自然植栽ではなく芝張りをおこなった。自然植栽がある程度安定し、視覚景観的にも環境的にも安定するには時間がかかる。完成時の視覚的な景観性が求められる(宅地の計画の場合)玄関付近では、ある程度園芸造園的に植栽をおこなう。