2014年9月3日水曜日

晩夏に憶う

晩夏の一日を迎えるにあたって、いつも思い浮かぶ。
基地の飛行場に繋がる荒っぽい雑草まじりの広い芝に暮れる夕日を眺めながら、日中の暑さはひいたものの、まだなま暖かい空気といずれ訪れるであろう夜の冷気を予感しながら、少し汗ばんだ自分のからだの居心地の悪さが、実は性的な衝動、創造力、幻想と事実の入り交じった世界への入口であり、大人のすました態度よりも、あらゆるものに繋がっていたリアルで美しいきらめきだったのかもしれないと。サマータイム。

http://youtu.be/bn5TNqjuHiU