2018年9月24日月曜日

映画やドラマでの女性の入浴シーンというのは、作り手側にとっても観る側にとってもとてもエキサイティングなものだ。水戸黄門での由美かおるみたいなお色気シーンというのもあるが、古くは成瀬巳喜男監督の「浮雲」での高峰秀子と森雅之の入浴場面は人里離れた幻想的な映画でしか得られない男女の影のある甘味なイメージをあたえてくれる。
「泥の河」での藤田弓子の入浴場面は母性の持つ偉大さを最大限に観るものに与えてくれる、田村高廣のおっちゃんと対をなす重要な場面だとおもう。
そして、印象深いのは今村昌平監督の「黒い雨」。うら若き女性が被曝に冒されていることを若い美しい女性の肢体に強烈なコントラストとして見せつける。キャンディーズを引退して、女優として初めて復帰した田中好子の入浴場面ということもあり、衝撃的で実に効果的な演出だった。
興味がおありの方は、ぜひ本編をご覧ください↓。
(是非、興味のある方に観てもらいたいので、写真拝借しておりますが、問題があるようでしたらご連絡ください。)

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