2010年5月16日日曜日

ヤマカンピョウ(ヤマクラゲ)


先日、九州産業大学で教えている栗田氏が、長野出張のみやげをくれた。これまでいろいろお土産を持ってきてくれてありがたい。先月は、壇太郎氏からもらったと、イチゴを山ほど持ってきてくれた。これ大振りで小ぶりの美味しいものと比べると、やはりちょっと味が落ちるような気もしたが、一般的にみたらすこぶる美味しかった。逆に形がしっかりしてるから、砂糖控えめで十分形が残るように煮て冷やして食べたら最高。美味しい食べ方考えられるのがいいね。あとはクレープ、ムースなどにして美味しく食べさせてもらった。イチゴのリゾットもしたかったが考えてるうちに食べちまいました。壇さんは、昔麹町でルッフィーノって店を手伝ってた時に、一度、奥さんと食べにきてくれたことがあったな、栗田さん、壇さんによろしくお伝え下さい。

さて、それで今回、栗田氏が持ってきてくれたお土産の中でもっとも美味しい土産に類するものだった。それがヤマカンピョウ。

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これです。もとは何かと言うと、オオバギボウシ。僕がこのオオバギボウシを食べたのは、飛騨古川で民家に暮らす、塚本夫妻のお宅にお邪魔した時だけれど、さっと湯がいて食べる茎の歯触りが美味しかった。その後、都会暮しでは、なかなかオオバギボウシを食べる機会に恵まれないが、これが乾物になっているとは知らなかった。通称「山くらげ」とも呼ばれるそうだ。乾物だけれど、この青々しい感じがとても清々しい印象をあたえる。水戻しも2時間ぐらいで戻るので、使い勝手もいい食材だ。

早速調理してみたが、今回はとりあえずきんぴら。

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醤油と胡麻、唐辛子、そしてごま油がなかったので、ピーナッツのペーストをちょっと足して炒めてみましたが、旨い!白いご飯、酒のつまみに最高です。食べたときの歯触りがパリパリと、牛蒡のきんぴらとはひと味違った美味しさです。土産でくれたものは、有機栽培されたもので、乾物としての鮮度感もあり、もの自体もなかなかいいものだったんじゃないかな。
長野に行く機会があったら、僕も買ってこよう。栗田さんありがとうご馳走さま。(2006.4.20記述)

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