2010年4月21日水曜日

業務事例8:国産材家具の試験的検討

国産材家具の試験的検討(徳島県美馬市)
[2006年04月09日(日)記述]

間伐材を含め、余剰ぎみ、あるいは一斉造林による単離的な森林環境を有効に活用していく可能性を探ろうと、月並みではあるが針葉樹の家具を検討し、道の駅店舗に設置した。

表面が柔らかさを直に触れることで針葉樹としての価値が
ある。堅木では得られない質感に着目してデザインした

セパレートタイプ

ソファータイプ


部材同士にはっきりと勝ち負けを決めて組み合わせ、接着面を大きくして強度を持たせている。部材は剛性を増すために太いというよりも、軟材であるために必ずつくであろう傷を想定しかぶり厚をとっていると同時に日本家屋の柱梁に感じる優しい質感を家具に与えている。

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